Wordを便利に使おう!

(はじめに)

私が初めて使ったワープロソフトは一太郎でした。
MS-DOS上で、マウスなんか使わずに全部キーボードのみで操作していました。 (まあ、恐ろしく遅かったため、そのイメージが今でも抜けず、今は使いませんが)
現在は、主にWordを使っています。機能が使いきれない程多く(多すぎるとの声もある)、大概の事は出来そうです。
しかし、使い方を知らないと面倒であるような事も多くあります。
例えば、アウトライン表示での標準書式のショートカットがわからず、面倒な思いをしていました。
そこでここでは、少しでも楽に使えるようなちょっとしたコツをまとめていきたいと思います。

私が一番不便に感じているのは、キーボードの操作中にマウス操作が必要になったり、逆のような事になったりする事です。
これは、思考が途切れたり、リズムが狂ったりするのであまり好ましくありません。
しかし、これは作業の手順を工夫したり、キーボードショートカットを使用したりすることで、ある程度は回避できそうです。
この辺に主眼を置いて進めていきたいと思います。

 

(その1:ツールバーは縦でも良い)

通常、ツールバーはメニューバーのすぐ下に表示されていますが、これって不便じゃないですか?
用紙が横置きの場合はそれでいいのですが、縦置きの場合が多いので、出来るだけ縦方向に広く使いたいもんです。
ただでさえ狭い縦方向の領域をツールバーに占有されるのは嫌ですよね。
幸い、Wordではツールバーを好きな位置に移動できます。以下のように縦に表示することも、フローティングにする事も出来ます。

ToolBar

そこで、今表示されているツールバーを横にでも移動(縦長表示)してみればいかがですか? 
画面自体が横長ですから、それでも横方向には余裕があります。
まあ、慣れる迄は違和感がありますが、クラリスワークスなんかでもこうですし。

 

(その2:4つの表示モード)

Wordを使う上で、まず覚えておいた方が良い事に、表示モードがあります。(ついでに、ショートカットも紹介)

  • 表示・編集モード
    • 標準表示 ————– Command+Option+n
    • ページレイアウト表示 —- Command+Option+p
    • アウトライン表示 ——- Command+Option+o
    • オンライン表示(新モード) – 不明

    これらの編集モードは、ウィンドウ左下のボタンButton (左から、標準、オンライン、ページレイアウト、アウトライン)で、切り替える事が出来ます。
    但し、オンラインの時だけはこれらのボタンが表示されていないので、オンラインから他の表示に切り替える場合は、表示メニューで行う必要があります。

    あと、編集の出来ない表示モードとして、プリントプレビューがあります。

    • 編集できない表示モード
      • プリントプレビュー Command+Option+I

      編集の出来ないのですが、印刷のイメージで表示され、複数のページを同時に表示する事も可能なので、全体の完成イメージを確認したい場合等に便利です。

      さて、どの表示モードをどう使うかは、人それぞれの趣味によるでしょうが、私の意見を少々書いて置きます。
      まず、標準モードですが、現在は使っていません。
      この表示では基本的な書式しか適用されていないので速いという事ですが、昔のように遅い頃は意味があったのですが、いまではそれなりに表示されますからあまり必要無いように思います。
      速さを求めるなら、普通のエディタを使った方が良いのでは?という気もします。
      まあ、全く使わないのも何なんで、ちょっと使ってみようかなとも思います。それで、気に入る部分が見つかったらまた報告するようにしましょう。

      後のモードは、どれも使いますね。
      基本的には、アウトラインモードでそれなりの形(章立てなど)にまで作り込んでおいて、レイアウト、オンラインで細かい部分を修正していくという感じでしょうか。
      で、最後にプリントプレビューで全体チェックですね。
      この辺りは人それぞれですので、色々試行錯誤するのが良いかと思います。いままで使っていなかった機能でも、案外便利だったりしますからね。

      ※ちなみに、これらの表示モードは、Officeアシスタントに「文書の表示方法」で検索すると分かりやすいヘルプが表示されます。
       合わせて、こちらも御覧下さい。

      1999.5.31

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