最近(注意:この記事は数年前のものです。まあ、昔話として読んでくださいませ)、ExcelVBAに関する書籍が増えた気がする。中にはMac版なんてのもあるようでんな。これ自体は望ましい事やけ ど、個人的にはあまり気に入るものがないのが残念...。パラパラと立ち読みして三つ以上は「なるほど!」と思える記事がないと買う気にならんから、今の ところ全く買っとらん。
特に、WindowsAPIが使えないのが欠点(弱点)みたいな事を書いてあるものは対象外やね。Macやねんから使えんでも当たり前なんちゃうの?
仮に使えたとして、一体何がしたいんや?
では、逆にMac版ではできるけどWin版ではでけへん事はないの?
ありまんがな! macscript関数が!
この関数では、VBAからMacユーザーにはお馴染みのAppleScriptが実行できます。
あたりまえやけど、Windowsでは動きまへんな。
では、例を一つ軽く紹介しましょう。
「フォルダパスを選択するダイアログを表示する方法」
Windowsでは、どないするんでしょうねえ。私はダイアログシート、VBAで作ってましたけど、WinAPIでは出来なかったか、出来ても面倒だったような気がする。(知らんだけか?)
ところが、Macだと、
Dim path As String
On Error Resume Next
path = MacScript("choose Folder")
If (Err = 0) Then 'キャンセル(およびエラー)以外
MsgBox path
End If
MacScriptの一行で済んでしまう。なんて楽なんだ!
他にも色々できまっせ!
こんなんで十分ちゃうの?
これを機会にAppleScriptを勉強してみてもいいんちゃうかな。
少なくともWinAPIよりは覚えやすいやろ。