別々のシートに同じような内容の事が書いてある場合、もう一つウィンドウを開いてスクロールしながら見比べたりしますよね。
ところが、スクロールしなければいけない位たくさんのデータがある時って面倒なんですよね。
だって、それぞれのウィンドウを順にスクロールさせていかないといけないでしょ。
そんな時には、 windowsコレクションのarrageメソッド を使いましょう。
これは、これは「ウィンドウ」メニューの「整列」に相当するメソッドですが、VBAだけの機能があるんです。それは、スクロールの同期です。
つまり、一つのウィンドウをスクロールすると他のウィンドウも同じようにスクロールしてくれる機能です。
こっちをスクロールしたら、次はあっちで、またまたこっちで・・・なんてことをしなくてもいいんですね。
で、マクロは以下のとおり。
アクティブブックのウィンドウを同期しています。
あっ、そうそう。同期できるのはアクティブウィンドウのみの整列の時のみです。
引き数の意味等は、Arrangeのヘルプで見て下さいな。
Option Explicit '同期する Sub SyncWindows() Application.Windows.Arrange xlArrangeStyleVertical, True, True, True End Sub '同期解除 Sub NonSyncWindows() Application.Windows.Arrange xlArrangeStyleVertical, True End Sub